・僕には私にはあんまり関係ないね!
・中小企業診断士の資格を取ってどんないいことがあるの?
と思われる方も多いのではないでしょうか?
私自信、「中小企業診断士」という言葉を初めて目にした時は、「経営を学べるのか~。すごいじゃん!」と思いながらも、「今の仕事と関係なさそうだし目の前の仕事を頑張るのが大事だよね!」と思っていました。
でも、いざ受験してみて、一生懸命勉強して、合格できた今であれば、中小企業診断士の資格を取ることの意義がわかります。
さて、というわけで当時の自分と同じように
・今の仕事は頑張っているけどなんか漠然と将来が不安
・中小企業診断士を受験してみたいけど、私なんかが受けていいのかな
と思っている方に向けて、同じ不安や悩みを持っていたけど、頑張って勉強した結果なんとか令和2年度試験で中小企業診断士に合格したワタクシ いのしが実体験を交えて解説していきます。
なぜ中小企業診断士の資格を取ると良いことがあるのか
細かいことを言っても仕方がないので結論をお伝えすると
・学んだことをそのまま自分の仕事に生かしやすい
・会社以外の収入の柱を得ることができる
といった良いことがあります。
学んだことをそのまま自分の仕事に生かしやすい
中小企業診断士1次試験は、経済学、財務・会計、企業経営理論、運営管理、経営情報システム、経営法務、中小企業政策・経営と7科目もあり内容が多岐に渡ります。 皆さんが社会人として働いているのであれば、これらの科目のどれかと同じような範囲の仕事を担当しているはずです。中小企業診断士の知識は、その担当している仕事に勉強した内容をそのまま生かすことができます。 また、違う部署の担当業務内容も勉強する事ができるので、その部署が何をやっているのかを理解することが出来、コミュニケーションが取りやすくなるといったメリットもあります。会社以外で収入の柱を得ることができる
いわゆる副業というやつですね。 別にわざわざ中小企業診断士にならなくても副業はできますが、「資格を持っている強み」があるので、副業に手を出すハードルが低くなります。 中小企業診断士の場合は、手っ取り早く収入に繋げられるものとして、補助金の申請支援業務があります。 補助金申請業務は、1回あたりの報酬も大きく、中小企業診断士試験を合格するために生かした知識を使えるので、中小企業診断士にとっては、ハードルが高くない収入源です。 こういった強みを持っていると持っていないとでは、副業に取り組むモチベーションの高さもハードルの低さも大きく違います。 これからの時代、終身雇用制度や年功序列制度が崩壊すると叫ばれています。(既に崩壊しているところもあると思いますが) そんな可能性がある中で、「収入の柱が会社のみ」の一本足打法はリスクが高いので、何かしら自分の力で稼ぐ力は身に付けておいた方が良く、中小企業診断士の資格を取るのは選択肢の一つとしてはありだと思います。 お勤めの会社が副業OKかどうかにもよりますが、将来的には社会全体的に副業を認める方向になっていくと考えられるので、今のうちに準備をしておくことが大事です。 と偉そうなことを言っていますが、まだ私は副業なんかできてないんですけどね笑 これから、何かしらの稼ぐ力は得ていきたいと思っているので、何かいい情報があればこのブログで発信していきたいと思います!どんな人が受けているのか?
何かしら経営に関する専門的な資格だし、経営コンサルのような人が受けているんじゃないか? 私もそう思っていましたが、下記を見てもらえばわかるように意外とそんなこと無いです。 感覚的に私の周りでは民間企業勤務が多いなと思っていたので、「やっぱりな」といった印象です。 職業というデモグラフィックな視点では違いが判らないと思いますので、サイコグラフィックな視点ではどうでしょうか。 私の周りでは、「今の会社の仕事をしているだけでは、将来なんとなく不安だなあ」と思い、中小企業診断士を志した人が多いように思います。 統計を取ったわけではないので、信頼性はそんなに高くないですが、私自信、「今の仕事のやり方を続けていて本当にいいのか?」「この会社を追い出されたら食っていけるのか?」と漠然と不安になることが多々ありました。 そんな風に不安に思っている人にとって、「会社でも使える」かつ「会社を辞めても使える」の知識を両立できるところに魅力があるのではないかと思っています。 中小企業診断士試験を受けようかなと思っているそこのあなた! 是非挑戦してみましょう!中小企業診断士の資格を取ってもゴールじゃない
中小企業診断士試験は、1次試験で7科目という広い試験範囲を網羅し、2次試験では模範解答が存在しない4科目を記述で解答し、合格点に至ってもまだ診断士として登録できません。 必死の思いで筆記試験に合格した後は、実務補習を15日間(実務従事可)受けなければならず、道のりが非常に長いです。 ですが資格を取ったからといって、そこがゴールではありません。 「資格を必要とする仕事の多くは、他人の財産や生命に直接関わります」と菅波先生(おかえりモネ)が仰るように、その資格を取った責任があります。 むしろ資格を取ったことをスタートとして、国のために、地元のために、身近な人のために、自分のために日々精進していくことが求められるのではないでしょうか。 少なくとも私はそうでありたいと思いますので、これから皆さんの役に立つように頑張っていきたいと思います! 最後まで読んでいただきありがとうございました!